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2016年3月5日
マークレビンソン コントロールアンプ No.26L MM の特徴
マークレビンソンのコントロールアンプ No.26L MMは、1988年、マークレビンソンの新体制下での初のオリジナル製品のコントロールアンプです。
従来のカード式モジュール形式の常識を打ち破り、オプション基板を除いたメイン回路をワンボード構成にして、大きな基板面積を有効利用してモノラル回路2つをシンメトリー状に搭載した、当時初となる「デュアル・モノラル・コンストラクション」を採用しました。
JC-2~ML-1Lに始るスリムな本体デザイン、ML-6~ML-6BLへと進化したモノラル・プリアンプに迫る高チャンネル・セパレーション、全段階ディスクリート構成オーディオ回路、より強化し洗練した電源部等で、No.26L MM はマークレビンソンのコントロールアンプ技術の集大成というものであり、また、高い音質のクオリティと、機能性が高い次元で融合しているという、LNP-2から続いていたテーマに挑んだ、マークレビンソン中期の代表的プロダクツとなります。
迫力あり、なおかつクリアなサウンドが、音楽の輪郭を余すこと無く伝えます。くっきりとした部分に陰影に富むダークトーンは、さすがマークレビンソンならではという魅力に溢れています。
マークレビンソンのコントロールアンプ No.26L MMは、ゴリゴリしたサウンドが耳に直接突き刺さるかの様な、過激な魅力が特徴のコントロールアンプです。
現代的なコントロールアンプの性能から考えれば、SN比もそこそことなりますが、問答無用とも言えるほどの刺激がたまらないことは間違いなしの商品です。
オプションでMMボードを搭載しています。
このNo.26L MMは、最近のマークレビンソンのコントロールアンプと異なり、中域部が太く、綺麗に音を鳴らすというよりライブのように迫力満点で鳴らすというイメージになります。
駆動力があり、音離れが良くて重心が低く弦楽器が力強く響き、ジャズ系のトリオが面白いです。
マークレビンソンのコントロールアンプ No.26Lの、フォノ (MM) のレコード感については、切れ込みが早く密度があり、ヴォーカルは口元が大きくなくて似合う感じ。中域感の質感は滑らかなものの派手な音色でなく、楽器はクリアに鳴らす印象です。
昇圧トランスを利用すればMC・SPUなどに対応できます。オルトフォンの昇圧に繋げれば、奥行き感が増して粘りのある感じになります。
スペック
・入力:アンバランス(LEMO)6系統
・出力:アンバランス(LEMO)1系統、バランス(XLR)1系統
・テープ出力:アンバランス(LEMO)2系統
サイズ
W(幅) : 444.50mm H(高さ) : 78.50mm D(奥行) : 333.40mm
重量(kg):4.5kg/電源部3.6kg
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