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JBL スピーカー 4311の特徴

JBL のスピーカーはスタジオで積極的に導入されているのですが、今回紹介するJBL 4311もそのうちの一つです。小型モニターの代名詞とも言えるJBL 4311ですが、流石に販売から30年以上も経過してヴィンテージの仲間入りをしています。それでも、今でも愛用者の多いモデルであることには間違いありません。そんなJBL 4311の歴史や特徴について解説していきます。

■ JBL 4311の歴史

JBL 4311がこの世に誕生したのは、1973年の事になります。名機として名高い4310の後継機モデルとして、華々しくデビューしています。スタジオ仕様で作られているのですが、家庭用モデルとしてL100というモデル名で販売しており、こちらも大ヒットを飛ばしています。プロ仕様で製造されたものを、課程向けにアレンジして販売する流れは、この時期に形成されていたのです!4311は、時代の流れとともに変化して4311Aと4311Bにアップデートされていきますが、そのコンセプトは基本的に同じものとなっています。

■ JBL 4311の特徴

JBL 4311は、バスレフ方式でブックシェルフ型の3ウェイ・3スピーカーになっています。使用されているユニット構成は、以下になります。

 

低域用-30cmコーン型(2212)
中域用-3cmコーン型(LE5-2)
高域用-3.6cmコーン型(LE25)

 

サイズは幅360×高さ600×奥行300mmで19キロの重量となります。モニター型として使用することを想定しているので、コンパクトで比較的軽いものとなっているのが特徴です。また、ウーファーを上部にしてスコーカーとトゥイーターを下部に配置しているのも、天井から吊り下げて使用するためのレイアウトなのです。小さいからといって侮ることなかれ、ド迫力な音を鳴らしてくれるスピーカーになります。

 

4311Aと4311Bに進化する中でアルニコユニットが微妙に変化していきます。人によっては、初期型しか認めない!というこだわり派の方も多いのが特徴です。音の特徴としては、中低域がかなり尖っている感じで高域がマイルドな音を再現する点が挙げられます。

 

これは、連続可変コントロールを搭載しているからこそできる芸当なのです!このメリハリ感は、さすがJBL 4311といったところがあります。

 

外観的な特徴として、グレー仕上げとウォルナット仕上げの2種類存在している点が挙げられます。当時の価格は20万円ちょっとと超高級でしたが、その価格に似合った満足度を得ることができる逸品でした。今のデジタル音楽の時代の中でも、このJBL 4311は圧倒的な存在感を誇る名機となっています。

 

是非一度、その音の良さを実感してもらいたいものです。

 

 

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