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TANNOY スピーカー STIRLING/SE の特徴

TANNOYの中でも、よりホームユースを意識したスピーカーとしてSTIRLINGがあります。手頃なサイズ感とリーズナブルな価格設定で、TANNOYの中で入門機という位置付け担っています。ただの入門機というだけでなく、サウンドのレベルはとても高いものがあり満足度の高いスピーカーとしても有名です。

そんなSTIRLINGで最も現行モデルに近いものとしてSTIRLING/SEがあります。では、STIRLING/SEはどこに優れたスピーカーであり、どんな特徴があるのでしょうか?今回は、STIRLING/SEの歴史や特徴について紹介していきます。

■ TANNOY STIRLING/SEの歴史

STIRLINGというモデルは、元々はIIILZの後継モデルとして誕生した経緯があります。その現行モデルとしてSTIRLING/SEが誕生したのが2006年のことです。一台300,000円と、非常にリーズナブルな価格設定と上質なスピーカーという点がウケて、大ヒットしたモデルなのです。その証拠として、ステレオサウンド誌が主催している《Stereo Sound GRNDPRIX 2006》において選考委員特別賞を受賞しているのです。また、2012年にはステレオ ベスト・バイ・コンポ2012も受賞しています。既に2013年に生産中止されているのが惜しまれますが、中古市場では多くのSTIRLING/SEが流通しています。

人小モデルですから、当然といえば当然ですね!

 

 

■TANNOY STIRLING/SEの特徴

STIRLING/SEは、フロア型を採用したバスレフ方式 2ウェイ・1スピーカーとなっています。サイズは398mm×855mm×368mmであり、重量も23kgとコンパクトサイズに収まっているのが特徴です。ご家庭のラックにも十分収まるのではないでしょうか?綺麗な木目調のデザインが印象的ですが、実はマホガニー無垢材/突き板仕上げを施したStirling/SE(MH)というモデルも存在しています。

STIRLING/SEはコンパクトな筐体ながら、出力音圧レベルは91dBと高いものがあります。10インチ・ユニットにはクルトミューラー社製ウーハーコーンを採用しています。これにより、クラシックだけでなく、ロックやポップまで幅広いサウンドを素直に再現してくれます。

ホーン開口部のTWツイーターホーンは、徹底的に音を解析して最適なサウンドの通り道を確保しています。これにより、高音も非常に高い再現性を示しているのが特徴として挙げられます。各パーツにもこだわりを見せていて、特にオーディオグレードのフィルムコンデンサーの使用には注意を払っているのです。この細かなこだわりが、最上級のサウンドを実現する原動力となっているのです!さすがTANNOYのスピーカーだな!という印象です。スピーカー・ターミナルはバイワイヤリングに対応しています。

これにより、スピーカーケーブルのセッティングが容易にできる点が魅力的です。

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