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Garrardの歴史

オーディオメーカーである、ガラード(Garrard Engineering and Manufacturing Company )ですが、こちらは大変歴史があるオーディオメーカーとなっています。宝石商であるガラードから分社したガラード。

 

 

蓄音機のモーターだったり、あるいは、レコードプレーヤー用などのターンテーブルの分野で301といった銘機などを製造しておりました。Garrardの歴史ですが、まずは1914年に、宝石商であったGarrardが陸軍用の距離計の製造と言うものを要請されたことから始まりました。その後、1915年においては、ロンドン郊外などに土地を貸与されたうえで、機械製造を始めることとなりました。そうしてそれをきっかけに、会社が設立されたのです。
さらには、1919年 スウィンドンに移転することになりました。1926年には、株式を上場することになりました。その後1945年において、宝石商のガラードからGarrardとして独立をすることになったのです。そしてその後、ターンテーブルや、オーディオプレーヤーなどを発売するようになります。

 

まず、発売された製品は、201型という1930年発売のターンテーブルがまずは発売されました。これは、ターンテーブルの中でも、業務用ターンテーブルとなり、78rpm用となっています。
そして、その後有名な、301型のレコードプレーヤーがが1954年に発売されました。
こちらは、78rpm、45rpm、そして33 1/3rpmの切替式となっているのが特徴となっています。
また、こちらはリムドライブレコードプレーヤーでは代表的な存在であるとされています。どういったレコードプレーヤーなのかというと、正確無比というわけではありませんが、音楽性がとても豊かな表現力がありますし、さらにはパンチがあるサウンドというものが特徴となっているのです。また、こちらのものですが、さらには、きちんと整備などをすることによって、EMT930型などをはるかにしのぐような音楽性などがあるとされているのです。
そして、その後401型が1965年に発売されました。こちらは、レコードプレーヤーである、301型の外観を近代化しているという製品モデルとなっているのです。このように、オーディオメーカーである、Garrardにはさまざまな歴史があるのです。

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