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2016年3月5日
マークレビンソン パワーアンプ No.331L の特徴
マークレビンソンのパワーアンプ No.331Lは、1995年に発売された、マークレビンソン伝統のデュアルモノラル方式のパワーアンプです。電源部には左右が独立したトロイダルトランスを採用していて、低インピーダンスの駆動でも、余裕あるドライブ能力を持っています。
インピーダンスが8Ω~4Ω~2Ωと半減するたびに、出力値が理論値のとおりに倍増していく、じつに理想的なドライブの特性を実現しています。パワーアンプ No.331Lの特徴は、デザインが洗練されていて、背面にあるスピーカー端子の形にまでこだわっているという念の入りようです。こんなところにもハイエンドオーディオの代名詞であるマークレビンソンのクオリティを改めて感じることがでます。
このパワーアンプ No.331Lは、スペックの上は十分な出力に素晴らしいリニアリティを誇っていますが、しかしそれでも、例えば「ティールのCS2.4」にはこのNo.331Lでは力不足な感がありウーファーを止めきれずに、低音域がすこし緩くてダブつく、というユーザーの方もいるようです。このようなことからも、マークレビンソンのようなハイエンドオーディオの世界はところん奥が深いという見方ができるでしょう。
このようにマークレビンソンのパワーアンプ No.331Lには低音域には膨らみが少ないのですが、それが逆に透明感や見通しの良いサウンドにつながっているという印象があります。注意したいところは、このNo.331Lで音楽を聴いていると、ものすごい消費電力となることがありますので、音楽を存分に楽しむことはいいのですが、消費電力に気をつけましょう。消費電力を測るメーターを購入してチェックしてみるのもよいでしょう。
入力形式はバランス・アンバランスの2系統を選べて、非常にバランスがいい、聴き疲れしないクリアなサウンドとなっています。低音域の透明感&底知らずというほどの深さが、さすがマークレビンソンのパワーアンプと唸らせてくれます。RCA、XLRの両入力に対応しています。
スペック
定格出力:100W/8Ω 200W/4Ω 400W/2Ω 周波数特性(-0.1dB):20Hz~20kHz ノイズレベル(1W基準):-80dB以下 入力端子:RCA(アンバランス)1 XLR(バランス)1 入力インピーダンス:100kΩ(バランス)/50kΩ(アンバランス)利得:26.8dB
サイズ
W(幅) : 446.00 mmH(高さ) : 238.00 mmD(奥行) : 479.00 mm
重量
50.00 kg
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