オーディオよもやま話
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2016年3月2日
オーディオメーカー アキュフェーズの特徴
オーディオメーカー アキュフェーズの社名は、Accurate(正確な)と、Phase(位相)という二つの単語を結んで作ったものです。その社名のとおり、1972年に創業して以来、質の高いオーディオ機器を製造し続けています。
神奈川県横浜市を拠点とするオーディオメーカー アキュフェーズは、製造ラインにおいてベルトコンベアーを用いないことを誇りとしています。流れ作業ではなく、台車に載せて各製造部門を巡回していく「セル生産方式」を用いることによって、その高品質を実現しているのです。
音楽は現代人にとっての心のオアシスであると考え、音楽芸術を通して人間の魂の向上を図ろうという理念をもとに開発がおこなわれています。
オーディオメーカー アキュフェーズが打ち出している独自の技術はいくつもありますが、特筆すべきなのは「AAVAシステム」です。「AAVAシステム」、正式名称「Accuphase Analog Vari-gain Amplifier方式ボリューム・コントロール」は、可変抵抗体を使用しないボリューム・コントロールのことです。この方式は、内臓された16種類もの「V-I変換アンプ」を切り替えることで、音質変化なしのボリューム・コントロールを実現しています。音量の変化は、CPUでボリューム・ノブの位置を検出しておこなわれますが、操作は通常のボリュームを操作する動きと同じです。つまり、特別な動作なしで、よりひずみや音の変化のないボリューム変更が可能になります。もちろん、リモート・コマンダーでのコントロールにも対応しています。
従来の可変抵抗体による音量調整は、使用するボリュームの位置により、交流に対する抵抗値、つまりインビーダンスが増加してしまい、その結果ノイズが混じりやすくなるという欠点がありました。ですがオーディオメーカー アキュフェーズは、音楽信号を電圧から電流に変換するというシンプルな回路構成とアナログ処理によって音の美しさを実現させました。なお、この「AAVAシステム」はオーディオメーカー アキュフェーズの独自特許技術です。
また、購入後のメーカー保証も厚く、古いモデルであってもオリジナルパーツでの修理が可能であることも、支持されるポイントとしてあげられます。
音質にこだわり続け、たゆまぬ努力や革新を続ける高級オーディオメーカーとして、業務用、家庭用ともに、音にこだわるユーザーに愛されています。