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2016年4月13日
オーディオ入門 ~ハイエンド・オーディオ編~
ハイエンド・オーディオとは
ハイエンド・オーディオは一言で言えば「高級オーディオ」のことです。オーディオが好きな人にはもちろん、音楽や映画が好きな人とってはハイエンド・オーディオは憧れのオーディオです。しかしハイエンド・オーディオの世界は敷居が高いし、五感の繊細さと良質の音を感じとる経験値といいますか・・オーディオ初心者が簡単に始められるものではないし、語れることでもないのです。
高ければ音質が良いという訳ではない
オーディオの価値というものを何で決めますか?金額。メーカー。音質。さまざまな価値観が人それそれにあるかと思いますが、その中でも共通している事というのは「感動した」と感じることなのではないでしょうか。いくら高級品でも、どれだけ有名メーカーだとしても、どれだけ世間から音質が良いと言われていても、ハイエンド・オーディオを聴いて体感した本人が感動や驚きを感じなければ価値はないような気がします。オーケストラのコンサートを生で聴くのと同じような感じですよね。心に訴えかけられるものがなければ、欲する心は生まれません。メディアのハイエンド・オーディオの特集を見て良いオーディオだと思い込んでしまうなど、情報によって自分の意思や考えが変わることもあります。それは自分で音の違いを認識しているのとは違いますよね。そもそも生の音や音の違いがわからないのであれば、いくら高級なハイエンド・オーディオを購入しても無意味になってしまいます。オーディオというのは、迫力のある大きな音が出れば良いオーディオとされるわけではないです。細かい音までは聞こえるということだけが良いオーディオとされるわけではないです。ハイエンド・オーディオは外観のデザインなども重要だけど、金額が高ければ良いものとされるわけではないのです。高額でなるならば、それなりの価値と理由がなければならないのです。ハイエンド・オーディオは機器の設置の細かいバランスも重要になってきます。追求していけばオーディオだけではなく、部屋の壁や作りも重要になってくることでしょう。そして、音を忠実に良く鳴らせることだけが良い音質につながるというわけではないと思われます。
ハイエンド・オーディオのメーカー
ハイエンド・オーディオのショーが関東や関西で開催される機会があります。ショーに出品されているメーカーさんは、「アキュフェーズ」「ラックスマン」「アクシス」「ナスペック」などです。さまざまなハイエンド・オーディオに囲まれていると時間を忘れてしまい、感情が高ぶります。