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TANNOY スピーカー Yorkminster/SE の特徴

上質なスピーカーを続々と誕生させているTANNOYの中でも、Yorkminster/SEというモデルはどこか古代ヨーロッパの建築物のような出で立ちのスピーカーに仕上がっています。もちろん、スピーカーとしての性能も申し分ありません!

そんなTANNOY Yorkminster/SEの魅力や特徴はどこにあるのでしょうか?今回は、Yorkminster/SEの歴史や特徴について紹介していきます。

■TANNOY Yorkminster/SEの歴史

Yorkminster/SEは、2007年に販売開始したスピーカーです。先に紹介したとおり、どこか古代ヨーロッパのような特徴的なデザインが印象的です。特に、高級志向が強いコアなスピーカーファンの心をがっちりと掴んだモデルになります。既に2014年に製造中止されていて、流通在庫のみの取り扱いとなりますが、中古市場でも引く手あまたの人気モデルとして有名です。価格も1,100,000円と、このクラスのスピーカーとしてはかなりリーズナブルな部類に入ります。
■TANNOY Yorkminster/SEの特徴

Yorkminster/SEは、バスレフ方式を採用しているフロア型 2ウェイ・1スピーカーとなっています。サイズは620mm×1,080mm×447mmで、重量は61.5kgとなりミドルサイズと言えます。ご家庭でも十分使用できるサイズ感が特徴的です。

木目調が非常に美しく、丸みと角が上手くミックスした秀逸のデザインがかっこいいです!
サウンド面に目を向けると、このモデルにおいても同軸2ウェイ・ユニットをしっかりと継承しています。同軸2ウェイ・ユニットはTANNOYの代表的なユニットとして有名で、既に60年もの実績があります。このユニットの肝は、何と言っても音の合成性能にあります。

 

2系統から出力されるサウンドを、耳に届く直前で上手く合成して広がりのあるサウンドを再現します。これは、TANNOYでしか成し得ないものと言っても過言ではありません!Yorkminster/SEは、マグネット部にアルニコ・マグネット 「ALCOMAX-III」を採用しているのが特徴的です。

 

このマグネットの採用により、より緻密な分解能を実現できることにより、力強いサウンドを再現できます。クラシックからロックまで、幅広いジャンルのサウンドを素直に表現できるスピーカーに仕上がっています。

また、内部配線には高純度な6NCu線材を採用することにより、ノイズを最小限に抑える工夫がされています。他にも、ネットワーク HF側においてはオーディオグレード・コンデンサーやフィルム抵抗、インダクタを使用しています。

 

部品一つにも妥協しない!そんな姿勢が見て取れるのが特徴的ですね。このように、Yorkminster/SEは微細なディテールにまでこだわった高級モデルなのです。

 

是非一度、その圧倒的に美しいサウンドを実際に体験してほしいものです。

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