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TANNOY スピーカー Canterbury/SE の特徴

TANNOYのスピーカーと言えば、高級感溢れるスピーカーが多い印象ですが、特にCanterbury/SEはその出で立ちから気品を感じさせる逸品に仕上がっています。

 

TANNOYのスピーカー技術の持てる全てを注入していると言っても過言ではない、Canterbury/SEというスピーカーには、どんな特徴があるのでしょうか?

 

今回は、TANNOY Canterbury/SEの秘密に迫っていきます。
■ TANNOY Canterbury/SEの歴史は?

TANNOY Canterbury/SEは、2006年にTANNOY社の創業80週年を記念して販売されています。SEとはスペシャル・エディションの略で、完全受注生産での販売となっています。

 

残念ながら、今は物流在庫のみの取り扱いとなっており、新品を手に入れるのは非常に難しい状況ですCanterburyとは、イングランド南東部ケント州東部に位置するカンタベリーのことを言います。名前からも、このCanterbury/SEが気品あふれる英国紳士のような感じを受けますね!
■ TANNOY Canterbury/SEの特徴は?

TANNOY Canterbury/SEは、バスレフ式を採用している2ウェイ・1スピーカーとなっています。サイズは、705mm×1,095mm×480mmで63キロというなっています。

 

同時期に販売されたWestminster ROYAL/SEと比較して、約半分の重量ということもありホームユースに最適なものとなっています。ただ、圧倒的な大きさは見ただけでもインパクト大ですね!天然ウォールナット無垢材を前面で使用することにより、インテリアアイテムとしての需要も高いのが特徴です。

 

気になるスピーカーとしての基本機能ですが、クルトミューラー社製のハードエッジ型ウーハーを搭載しています。38センチ口径のデュアルコンセントリックから奏でるサウンドは、音域の広さに驚かされます。

 

再現性が非常に高く、クラシックを聞くとその良さを実感できるものとなっているのが特徴です。Westminsterのようにガンガン鳴らすイメージとは正反対といえますね。ツイーターホーンの内部は24K金メッキ処理した上でラッピング処理されているので、音の乱反射も低減されているのが特徴です。

 

 

このような細やかな点にも手を抜かないあたりが、TANNOYのスピーカーらしいといえます。また、内部配線には高純度な6NCu線材を使用していることにより、ロスの少ないシステムとなっています。

 

Canterbury/SEの評価は非常に高いものがあり、206年にはステレオサウンド誌が主催している《Stereo Sound GRNDPRIX 2006》において選考委員特別賞を受賞しています。プロも認める、素晴らしいスピーカーに仕上がっているのが特徴です!

 

価格は1台1,250,000円と超高級なものとなっています。ただ、その価格に似合ったパフォーマンスを発揮するスピーカーに仕上がっています。Canterbury/SEに囲まれた生活を、ぜひ送ってみたいものですね!

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