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2016年2月9日
AUDIO ANALOGUEの歴史
AUDIO ANALOGUEは、1990年にイタリアのトスカーナ州で創業したオーディオメーカーです。CDプレーヤーやアンプ、チューナーなど、幅広い分野の高級オーディオ機器を製造しています。日本においては、1995年に販売が開始されたPUCCINI(プッチーニ)という名前のプリメインアンプが高く評価され、AUDIO ANALOGUEは有力オーディオメーカーの座に躍り出ました。イタリアの著名な作曲家の名前を冠したことからもわかるように、このアンプは繊細かつ鮮やかな音を表現することが可能となっており、CDなどに収録された楽曲を、まるでコンサートホールで演奏されるかのように臨場感あふれるものとして再現する能力を持っています。
AUDIO ANALOGUEは20世紀末に設立されたことからもわかるように、比較的新しいメーカーですが、その品質は世界中で高く評価されています。社名には「技術と情熱」を製品作りに活かしたいという思いが込められており、信頼性とパフォーマンスが高い製品を世に送り出すことを目的としています。品質の高さでAUDIO ANALOGUEの名を轟かせたプッチーニのほかにも、アンプなどの商品にはヴェルディやプッチーニといったイタリアの作曲家の名前や、イタリア語で巨匠を意味する「マエストロ」という名称が付けられており、その名に恥じることがない高品質な音を奏でることを実現しています。
日本国内での新製品としては、2010年にプッチーニやヴェルディなど4種類のアンプが発売されました。イタリア本国では新たな製品の開発が続けられていますので、個人で輸入を行ったり、オーディオ専門店で取り寄せを行ってもらったりすることによって、現在でも入手が可能となっています。
AUDIO ANALOGUEの製品は、創業時から一貫して、再現性が高い鮮やかな音を作り出すことができるものとなっています。繊細さを表現できる高音域が特に厚く、中音から低音域はやや控えめです。また、シルバーを基調とした、シンプルかつ高級感と先進性を併せ持ったデザインが同社製品のシンボルとなっています。
日々の暮らしの中で上質さを感じられるように考慮されており、リモコンなどの付属品も、使いやすさと、オーディオルームに溶け込む高い質感を持つように設計されています。高級音響機器としては比較的安価な価格設定も、同社が支持される一因となっています。