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マークレビンソン プリメインアンプ No.383L の特徴。

マークレビンソンのプリメインアンプ No.383Lは、1999年12月に発売されたプリメインアンプです。セパレートアンプの設計思想&テクノロジーを最大限に使用しています。高品位バランスオペレーション方式で、デュアルモノラル構成を採用しています。パワーは100Wで出力は大きくないですが、聴いた感覚でのドライブ力はそれ以上です。

 

音色のほうは個性やクセがあるものではなくて、素直で解像度が高く、とても洗練されたスマートな音色になっています。マークレビンソンのプリメインアンプ No.383Lは音の透明感が素晴らしく、高音~低音に至るまで、今までになかったほどのクリアな音を響かせます。セパレートアンプで培った豊富な技術と経験を、一つの筐体に凝縮しています。セパレートモデルと同じく、デュアルモノラルコンストラクションを採用していて、左右チャンネルが相互干渉する率の減少に努め、フルバランスオペレーション方式によってノイズの影響も排除することに成功しています。

 

ボリュームコントロールはDAC・ICを利用して、精密かつ正確な音量調整を実現しています。パワーアンプは可変バイアス方式というマークレビンソン独自のアダプティブバイアス回路を採用。負荷変動でもスイッチング歪みがない100W+100W(8Ω)パワーをギャランティしています。

 

パワーよりも音質とボリュームを基本としていて、ラウドネスやトーンコントロール機能などはありません。
マークレビンソンのプリメインアンプ No.383Lのスペックからでもわかるように、音質が素晴らしい商品です。
ドライブ能力が高く、非常に重いJBL2215のコーン紙のようなものを易々と制動します。

 

特に、低音の表現力については一般的な100万クラスのパワーアンプでは太刀打ちできないほどのレスポンスの良さがあります。迫力あるローエンドも完全に描き切ってしまうくらいの実力アンプです。また、ボリュームの出来も特出で、ロータリーコマンダー方式で増減させるもののどこを通るかの演算のみで電子ボリュームではなく、回路自体がアナログです。しかも、これを0.1dB単位で調整できるという逸品になります。

 

マルチアンプにしたときには、No.383Lの0.1dB単位という調整機能には大いに役に立ちます。
デザインも含め、No.383Lはマークレビンソンらしさが漂っています。同時期に発売されたものの中では、これ以上のプリメイアンプはそうそう無いというような名機です。

 

スペック

・出力:100W×2 (8Ω)
・入力:アンバランス(RCA)3系統、バランス(XLR)2系統
・REC出力:アンバランス(RCA)1系統

サイズ
W(幅) : 445.00mm  H(高さ) : 162.00mm  D(奥行) : 483.00mm
重量(kg)は29.50kg

 

 

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