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2016年3月5日
マークレビンソン パワーアンプ No.332L の特徴
マークレビンソンのパワーアンプ No.332Lは、1995年7月に発売された デュアルモノラルのハイパワーアンプです。たくましいドライブ力・緻密なサウンドの再現力を兼ね備えています。
マークレビンソンのNo. 332Lは、最大で「200W + 200W」を出力することができる、非常に高いトルク感があるパワーアンプです。 マークレビンソンの同製品、「300シリーズ」でもNo.332Lは初期のモデルになります。天板・フロントフェイスのパネルの色が、ほかの300シリーズのシルバー色と違ってゴールド色っぽくなっているのが特徴です。
「入力方法は RCA / XLR 選択式で、bi-wire」に対応しやすいスピーカーの出力ターミナルです。マークレビンソンの300シリーズの中型モデルで、デュアルモノーラル構成で200W+200Wのパワーが力強く楽しめるマークレビンソンのNo.332L。筋肉質なマッチョ感でみなぎるパワーは、1995年ごろのこの時代のマークレビンソンならではというものになっています。ボトムエンドにまで伸びきる低音域の感じ、スリム・繊細感が抜群の高音域も見逃せないポイントです。反面、音自体には個性があまりないので、音楽のジャンルを問わず使用できるのも魅力となっています。
聴くものを圧倒する量感&スケールを演出して、大編成クラシックでさえも緻密に鳴らしてくれる実力派のアンプです。ハイパワーアンプならではという重量感とスケール感あるサウンドが特徴です。印象としては、音が若く、切っ先が鋭いのでロック系によく合うという感じです。大音量でガッチリと聴けば、ハードロック系な音楽なら、荒れた音色が強調され、心が躍ります。
逆に言えば音に深みがないという見方もできますが、その分音が細身で、カミソリのようで切れるといった印象です。量販店のピュアオーディオコーナーで多く聴ける音です。
マークレビンソンのパワーアンプ No.332Lは入力~電圧増幅段までバランス化されて、パワー段はアンバランス設計になります。完全デュアルモノ構成のステレオアンプということになり、通常はA級動作であり、そこに一定以上のパワーが入ると、だんだんとAB級に移行していくという設計です。58kgもの重量級な筐体に積まれた電源部から、底力満点なトルクのパワーサウンドを奏でます。
スペック
・実効出力:200WX2(8Ω)
・入力:アンバランス(RCA)1系統、バランス(XLR)1系統
・SP端子:1系統
サイズ
W(幅) : 446.00 mmH(高さ) : 262.00 mmD(奥行) : 479.00 mm
重量
58.00 kg
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