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2016年3月5日
マークレビンソン コントロールアンプ No.320S の特徴
マークレビンソンのコントロールアンプ No.320Sは、2004年に発売されたレビンソンリファレンスモデルNo32L直系の本物の高級アンプ感が漂うコントロールアンプの傑作です。同時期に発売されたNo.326Sと同じく、No.32Lと共通の「Arlon N-25基板」を採用している、究極のボリューム機構&オペレーションシステムを搭載しています。
マークレビンソンのコントロールアンプ No.320S/N0.326Sは、 No.38の同系統と同様に電源内蔵型コンストラクションを採用していますが、No.320SはNo.32Lのようなフルバランス・オペレーションのフォノモジュールを組み込めます。これにより、高安定度と同時にクリーンかつ静寂性のある新たな電源回路を開発して搭載しています。これをシールドカバーで蓋ってオーディオ回路と分離させることで、内蔵型でありながらNo.32Lのセパレート電源とコントロールシステムに近い雑音減少設計を可能にたコントロールアンプです。
No.320SとNo.326Sは、先進性と伝統をひとつにした、マークレビンソンの新たな歴史となる主力プリアンプとして市場に発表されました。マークレビンソンのコントロールアンプ No.320SはNo.32Lと同じく、「プリアンプのマークレビンソン」の評価をますます世界中に広めていった傑作です。
マークレビンソンらしい中低域の粘りや、厚みがありながら現代的なSN感や空間表現力を獲得している本格派です。フラットなキャラクターで、パワーアンプも組み合わせを選びません。深みと重みがあるサウンドが、空中に浮いているような感じと、実在感を持って響きます。
コントロールアンプ No.320Sには音にエネルギー感があり、生の音というより、音のそのもののエネルギーがそのまま出てくるという感じで、音の浮遊感と実体感が何度聴いても驚くほど素晴らしい。音に重みがあって、ずっしりとして重量感があり、この凄みが好きになる人もいるかもしれません。しかし、その分明るさは少し足りないところです。
精緻かつナチュラルな音色が穏やかで、決してでしゃばらずに見事なバランス感をそなえています。豊かな表現力・確かな重量感が、実際に生ライブを観ているような感動を与えてくれ、しっかりと腰の入った音の躍動感があり、それを支えている低域の反応が抜群です。
スペック
・入力端子:XLRバランス×3ペア、RCAアンバランス×4ペア
・プリアウト出力端子:XLRバランス×1ペア、RCAアンバランス×1ペア
・レコード出力端子:RCAアンバランス×2ペア
・ゲイン:0/6/12/18dB
・最大出力:14V(バランス)/7V(アンバランス)
サイズ
W(幅) : 451.00mm H(高さ) : 74.00mm D(奥行) : 357.00mm
重量(kg):9.1kg
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