みっけオーディオブログ オーディオよもやま話

marantz プリメインアンプ PM-90

型番 PM-90
仕様 W(幅) : 454.00mm  H(高さ) : 170.00mm  D(奥行) : 460.00mm
重量(kg) 27.00kg
発売年
高額買取ランク

rank2

marantz プリメインアンプ PM-90の特徴

A級動作とAB級動作の切替が可能。プリ部のNF回路に4連アクティブ・ボリュウムを搭載し、S/Nを改善とボリュウム位置に関係なく一定のインピーダンスでパワ-アンプを駆動が可能。

Marantz マランツの歴史

ハイエンドオーディオのブランド「マランツ(marantz)」の創業は1953年、今なお語り継がれるアンプを次々と発表、名声を確立したのです。しかし高級路線に行き詰まり、1964年には創業者の手を離れることとなりました。そんなマランツの製造を請負うことになったのが、日本の「スタンダード工業」。次第に設計にもたずさわるようになり、1975年には「日本マランツ」に社名も変更、ブランドを引き継ぐ存在となりました。

そんな日本マランツがフィリップス傘下となったのは1980年、フィリップスのノウハウを吸収したCDプレイヤーを発表。CD黎明期のハイエンドオーディオをけん引する存在となり、とりわけヨーロッパのオーディオマニアから高い支持を受けるようになりました。

2002年にはフィリップスから独立、日本のオーディオブランド・デノンと共同で「ディーアンドエム」を設立、傘下のブランドとなっています。しかし、現在も変わらずオーディオマニアをうならせる存在であり続けています。

Marantz マランツのエピソード

創業時に手がけていた真空管アンプの名機や、フィリップス傘下のころのデジタル時代の幕開けを告げるものなど、マランツは長年にわたって多くの支持を集めてきました。現在でもアンプはとりわけ高評価を得ているのですが、「B&W」などヨーロッパブランドのスピーカとの相性はバツグンとなっています。

一方で、マニア心をくすぐる製品を手がけていることも、マランツの特徴なのですが、近年話題になっている「M-CR」シリーズは、低価格のミニコンポにもかかわらず、4chのアンプを搭載している製品。ツイータ、ウーファを別のアンプで鳴らそうという、高級オーディオさながらの発想をもっています。

また、マランツはデジタルサウンドの黎明期から取り組んでいるのですが、現在もネットワークオーディオプレイヤーやD/Aコンバータ(DAC)、ヘッドフォンアンプなど、新しいジャンルの製品への進出も積極的。こんなところも、マランツの特徴といえるでしょう。

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