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JBL スピーカー 4344

型番 4344
仕様 方式 4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
ユニット
前期 後期
低域用:38cmコーン型
中低域用:25cmコーン型
中高域用:ホーン型(2307+2308)
高域用:ホーン型 2235H
2122H
2421B
2405 2425J
2405H
再生周波数帯域 35Hz~20kHz ±3dB
許容入力 ネットワーク時:120W
バイアンプ時:200W(290Hz以下)
         150W(290Hz以上)
※IEC268-5に指定されたピンクノイズを用いて2時間テストを行った定格値
音圧レベル 93dB/W/m(500Hz~2.5kHzにおける平均値)
インピーダンス 8Ω
クロスオーバー周波数 ネットワーク時:320Hz、1.3kHz、10kHz
バイアンプ時:290Hz(18dB/oct)
指向性 水平60゜×垂直30゜(16kHz)
エンクロージャー容積 156L(ウーファー)
14L(ミッドウーファー)
外形寸法 幅635×高さ1051×奥行435mm
重量 96kg
発売年 1982年
高額買取ランク

rank1

JBL スピーカー 4344の特徴

日本でJBLの知名度が格段とアップした4343の流れを組む商品として登場したのが、JBL 4344です。実は、JBL 4344は販売年によって微妙に構成が変更されているモデルなのです。
今でも人気の高いモデルであるJBL 4344の歴史や特徴について解説していきます。










■ JBL 4344の歴史

JBL 4344が誕生したのは、1982年の事になります。4343Bの後継機として市場に投入されて、4343同様に大ブームを巻き起こしたモデルです。このJBL 4344も大人気モデルとなり、10年以上も販売されたロングセラーモデルとして、今でも中古市場において高値で取引されています。4343で日本の一般市場の支持を獲得しましたが、JBL 4344はスタジオでの普及も進みました。著名なミュージシャンも挙ってJBL 4344を使用していて、今でも使い続けている方がいらっしゃるようです!






■ JBL 4344の特徴

JBL 4344は、1982年に販売開始された後、実は翌1983年にモデルチェンジを行っています。便宜上、これ以降は前期型と後期型と分類していきます。両モデルともに、4ウェイ・バスレフエンクロージャーでサイズは幅635×高さ1051×奥行435mm、重量は96キロとなっています。圧倒的な存在感が印象的ですね!ユニット構成は、前期と後期で以下のように異なっています。






[前期型]
低域用-38cmコーン型(2235H)
中低域用-25cmコーン型(2122H)
中高域用-ホーン型(2421B)
高域用-ホーン型(2405)




[後期型]
低域用-38cmコーン型(2235H)
中低域用-25cmコーン型(2122H)
中高域用-ホーン型(2425J)
高域用-ホーン型(2405H)






そう、中高域と高域用の構成が違うんです。
これは、単純に高域特性に改良を加えたものであるので、基本は後期型の方が高いレベルに仕上がっているのが特徴的です。
4ウェイがバランスよく音を分担して、フラットな音の受け渡しをしているので非常に耳障りのないスピーカーに仕上がっています。

また、4343と比較して音のレンジが非常に広く、再現できなかった音も綺麗に聞こえるのが特徴です。ただ、高音域が若干ピーキーでピリ付く感じが出てくるところがあります。




クラシックには不向きというウィークポイントも、このJBL 4344で解消されています!理想のスピーカーにまた一歩近づいた印象ですね。JBLの特徴である、耐久性の高さもこのスピーカーでは踏襲されています。今でも現役で活躍できるのですから、すごいレベルですよね!




このユニットだけで十分通用する、バランスの良い逸品であります。中古市場を見ても、JBL 4344の人気は未だに根強いものがあります。






サイズ的に一般家庭ではなかなか設置しにくいものですが、是非ともJBL 4344で本物の音を楽しんでもらいたいものですね。

JBL ジェービーエルの歴史

スピーカーで世界的に知られる「JBL」がアメリカで誕生したのは1946年、創業者であるジェームス・B・ランシングのイニシャルをとって名付けられました。優れた技術者であったランシングは1920年代からスピーカーの研究に没頭、アルテック・ランシングを経て、JBLの設立にこぎつけたのです。

JBLの名前を不動のものとしたのは、1950年代に生み出された名機たちです。中でも、幅が2m半、重量は300kgという「パラゴン(Paragon)」や、雑誌「ライフ」に「究極の夢のスピーカー」と評された「ハーツフィールド(Hartsfield)」、ロングセラーとなった「バロン(BARON)」などは、今なお語り継がれているもの。ユーズドの市場でも、非常に高い人気となっています。

一方でレコーディングスタジオなど、プロの現場でもJBLは活躍しました。その代表は1970年代に登場した「4340」、家庭用に開発された「4343」シリーズなど数々の派生製品を生み、現在製造されている「4312」シリーズの祖となっています。

JBL ジェービーエルのエピソード

当店ではJBLブランドの製品は、昔のものでも最近のものでも大歓迎で買取中です。Bluetoothスピーカーやヘッドフォンといった小型のものは、ぜひ店頭で査定させて頂きたいのですが、ご相談いただきたいのは4343など大型でご持参が難しいもの。オーディオ専門の査定担当者が指定された場所までうかがい、その場で査定いたします。金額が折り合えば現金で即時お支払い。もちろん搬出までいたしますので、お手をわずらわせることがありません。ぜひお問合せください。

また、JBLの製品の買取には動作チェックが不可欠です。Bluetoothスピーカーなど充電が必要なものは、スピーディな査定のためにも充電を済ませてからご持参ください。その際は汚れなどをふき取り、ケーブルやハコ、取説といった付属品をそろえるのをお忘れなく。査定額のアップでお応えいたします。

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