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TANNOY スピーカー STIRLING の特徴

TANNOYの中で、新たなステージへ移行するという意味で命名されているのが、プレステージシリーズです。昔ながらのTANNOYの良さを継承しつつ、更なる高みを目指して数々の名スピーカーが誕生しています。そのプレステージシリーズの中で、エントリーモデルとしてSTIRLINGが有名です。手の届きやすい価格設定でありながらも、ハイレベルなサウンドを提供しているのがSTIRLINGの特徴です。では、STIRLINGとはどんなスピーカーなのか気になるとことですよね?

 

今回は、STIRLINGの歴史や特徴について解説していきます。

 

■TANNOY STIRLINGの歴史

STIRLINGが誕生したのは1983年になります。TANNOYの代表モデルであるIIILZの後継機種として有名ですね。販売価格は198,000円とお手軽なこともあり、エントリーモデルとして位置付けられているわけです。スピーカーはピンからキリまであって、こだわれはきりがありません。その意味では、入門機としてSTIRLINGから入るというのが正しい姿なのではないでしょうか?

 

■TANNOY STIRLINGの特徴

STIRLINGは、特殊バスレフ方式を採用したブックシェルフ型 2ウェイ・1スピーカーになります。サイズは幅486×高さ700×奥行310mmであり、重量も22Kgと軽量な部類に入ります。ウッドの綺麗な木目が特徴的ですし、この美しさをキープするためのワックスも付属しています。ワックスはTANNOYオリジナルのものとなり、塗りやすく効果も長持ちするのが良いですね!サウンド面で言えば、25cm同軸型ユニットを採用することにより、ド迫力のサウンドを提供することに成功しています。もちろん、TANNOYオリジナルの同軸型ユニットとなっているので、合成力に富んでいるスピーカーに仕上がっています。

 

このコンパクトな筐体からは想像できませんよね!

STIRLINGに限ったことではないのですが、このモデルでもボイスコイルは全てハンドメイドで製造されています。これにより、240℃までの高温にも耐えうることに成功しています。故障のリスクも減少しますし、安定したパフォーマンスを実現できるのは素晴らしいことと言えます。振動や共振対策にも手を抜いていないのもSTIRLINGの特徴です。フロントのサランネットボードは、ハイパワー出力時に問題となる共振に対してロック方式を採用することにより防止しているのです。

 

このような細かなこだわりにより、最高のサウンドを提供することに成功しているのです。他にも、別売りでスピーカースタンドも用意されていて、よりユーザビリティの高い逸品に仕上がっているのです。このように、STIRLINGはエントリーモデルと言えどその特徴的な機能により侮ることができないスピーカーなのです。

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