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B&W CDM7 SE の特徴

B&W CDM7 SE

■歴史あるB&Wのトールボーイ『CDM7 SE』

 

英国のスピーカー専門メーカー・B&W(Bowers&Wilkins)は、世界中のレコーディングスタジオでモニタースピーカーとして採用されるハイエンドスピーカーを作る一方で、その技術を惜しげもなくホーム用オーディオにも注ぎ、数々の名スピーカーを世に送り出しています。

 

 

CDM7SEもそのひとつ。登場した1998年には、B&Wの歴史に残る名機Nautilus802が発売されており、Nautilusツィーターはもちろんのこと、その技術がふんだんに盛り込まれています。

 

 

B&Wらしいトールボーイスタイルは、ツィーターこそ半分しか露出していませんが、ケブラーコーンのスコーカーと言い、一見してB&Wと分かるスピーカーです。

 

 

Nautilusシリーズは、非常に優れたスピーカーでしたが、いかんせん高価で、重量も50kg〜100kgもありますから、そのノウハウを10万〜20万円で買えるCDME7SEは、実にコストパフォーマンスに優れたスピーカーと言っていいでしょう。それは、後継機が出た現在でも同様です。

 

 

CDM7SEや、Nautilusシリーズが登場した1990年代は、オーディオ界には、ホームシアターという大きな潮流が訪れていました。もともとがモニタースピーカーとトールボーイを得意としていたB&Wにとっては「渡りに船」であったことでしょう。

 

 

CDM7SEには、CDME7という前モデルがあり、発売は3年前の1995年。この時点でも、当然AV化の流れはありました。が、さらに遡れば、実は1976年にDM7という元祖のようなスピーカーをホームオーディオ用として発売しており、ほぼCDM7SEの基本形状を成していました。「実は」と言うのは、このモデルDM7は、日本にはほとんど輸入されなかったからです。当時、B&Wは、本当にひとにぎりのオーディオマニアだけが知るブランドだったのです。

 

 

つまり、別にAV化の流れでトールボーイ化したわけでもなく、音質や定位を追求していったら縦長になった、ということでしょう。

実は、オーディオスピーカーの中でも、たいへんに歴史あるトールボーイメーカーであり、ホームシアター化が進んだので慌ててトールボーイを作ったメーカーとは、「年期」が異なるのです。

 

 

 

とは言え、CDM7SEを始めとするCDMシリーズが、AV化の流れを意識したことは間違いなく、CDM7SE発売時には、CDM7時代にはなかったB&Wとしては初のセンタースピーカーCDMCSEを同時期に発売しており、さらに2年後の2000年には、サラウンドスピーカーCDMSNTも発売しています。

 

 

つまり、CDM7SEは、B&Wにとって本格的AV化対応モデルとなったわけです。

偶然なのか意識してなのか、CDM7SEは、モニターを挟んだくらいの距離で最良の音質を提供してくれるようです。もし所有されることがあったなら、ぜひお試しを。

 

 

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