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マークレビンソン コントロールアンプ No.28L の特徴

マークレビンソンのコントロールアンプ No.28Lは、1991年に発売された、必要最低限の機能だけを搭載したコントロールアンプです。このコントロールアンプは、本体部にあたるNo28Lと、電源部にあたるPLS-228Lで構成されています。

 

サウンドを再生しているときの処理過程で起こってしまう、音質の劣化について対策していて、このオーディオ商品における長年の問題に終止符を打つべく、コントロールアンプ No.28LはDifferential in Differential out(DIDIO)というマークレビンソン独自の技術を導入しています。入力~出力まですべてをバランス型により信号処理する方式で、コモンモードノイズ&歪の派生を極力抑えることが可能になりました。

 

このDIDOテクノロジーを生かすために、マークレビンソンのコントロールアンプ No.28Lは外からのノイズに効果的なバランス型入出力を採用しています。光学読取り方式である新開発アッテネーターを搭載していて、0.1dB内の精密な動作を可能にしつつ、機械的摩擦・温度変化にも左右されない高い信頼性を確保しました。

 

フロントフェイスの見た目は同モデルのNo.26Lに似ていますが、その中身は次世代機No.38のようなフルバランス構成という異色なモデルです。ボリュームの感度が良く、内部スイッチによってゲイン4段階切り替えができます。スピード感に溢れたキレが良いプリアンプで、中~低域の厚みも充分にあります。

 

タイトかつ切れ味がある硬派な音のこのコントロールアンプ No.28Lは、素直でストレートな音を組み合わせる能力を持っています。同マークレビンソンの「No.29Lパワーアンプ」とベストな組み合わせで、JBLモニタースピーカーではジャズ・ロックを楽しむのに適しています。

 

コントロールアンプ No.28Lは同モデルであるNo26Lのテクノロジーを随所に継承していて、音楽信号経路を最短に、入・出力間のスイッチコンタクトが最高で2ヶ所に抑えられて、マークレビンソン独自の「マトリックス高精度リレーコントロール」のほかにも、No26Lの電源部であるPLS-226Lに採用されたものと同じハイグレードなパーツで構成されている独立電源を採用。

 

スタンダードモデルのほかにも、「MMフォノカード搭載モデル」と「MCフォノカード搭載モデル」がありました。

 

スペック
・入力:アンバランス(LEMO)×3系統、バランス(XLR)×2系統
・出力:アンバランス(LEMO)×1系統、バランス(XLR)×1系統

サイズ
W(幅) : 444.00mm  H(高さ) : 78.00mm  D(奥行) : 276.00mm
重量(kg): 本体部は6.5kg 電源部:6.0kg

 

 

 

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