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アキュフェーズ コントロールアンプ C-2420の特徴

アキュフェーズ コントロールアンプ C-2420は、2012年11月に発売されたコントロールアンプです。同社の独自技術である「AVVA方式ボリューム・コントロール」を搭載したモデルで、当時の価格は71万4千円でした。自然木のサイドパネルがワンランク上の雰囲気を演出しています。

 

同社で「AVVA方式ボリューム・コントロール」が初めて搭載されたのは、2002年に発売されたプリアンプC-280でしたが、アキュフェーズ コントロールアンプ C-2420に搭載された「AVVA方式ボリューム・コントロール」は、そこからさらに進化を遂げています。アキュフェーズ コントロールアンプ C-2420では、ボリューム・ノブにつながる音量検出機構に、C-2420と同一のアルミブロックから削り出したボリュームセンサーを使用しています。実際に操作するパネル面のノブと、音量を変更する内部のCPUをつなぐこの機構に、C-2420と同じブロックから切り出して加工したセンサーを搭載することによって、操作の感触をよりなめらかにさせ、ボリューム・コントロールの精度向上を図りました。

先代モデルと同じく、トランスやフィルター・コンデンサーといった電源部も、ユニットアンプ群も、徹底した左右独立の構成です。このこだわりのモノ・コンストラクション構成により、ノイズの徹底排除を実現しました。
アキュフェーズ コントロールアンプ C-2420は、高音質を約束する専用のヘッドフォーン・アンプ回路を内蔵しています。使用するヘッドフォーンの感度に合わせた標準、+10dbの2段階が選択可能になっています。
アキュフェーズ コントロールアンプ C-2420には、低音域を豊かにするコンペンセーターに加え、超低域のノイズをカットするサブソニック・フィルターが搭載されています。また、全体の音量レベルやゲインが数値で表示されるため、視覚的にも使いやすさが向上しています。

専用のフォノイコライザー・ユニットであるAD-2820を増設すれば、アナログ・レコードの再生が可能になります。AD-2820の基板には「ガラス布フッ素樹脂基材」を採用、さらに基板をアルミケースに収納することで、外部からの影響を限りなくゼロに近づけました。もちろん、回路の接続にもこだわっています。入力端子と増幅回路は最短距離で接続され、SN比は究極のレベルにまで高められています。

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